みなさん、こんなお悩みございませんか?
傷病手当金って休職中のうちは会社が申請してくれていたけれど、そもそも退職したあとのことってわからないですよね。
「条件は?「申請方法は?」と不安や疑問がふつふつと湧いてきて…
実は私、現在も傷病手当金を受け取っています。
会社に在職していたときは会社が手続きをしてくれてましたが、退職後のことについては情報が見当たらなくて不安でした。
なので、協会けんぽにわざわざ電話して確認しておりました!
そのお電話のなかでは、ネットには書かれていない情報も仕入れることができてラッキーでしたよ笑
そこで、今回の記事では
・退職後、傷病手当金をもらう方法
・もらえる条件
・私が知っているリアルな情報
を実体験も交えながら、わかりやすくご紹介!
絶対に読んで損はない内容にしているので、ぜひご覧ください!
・体調不良やケガで退職を考えているけど、傷病手当金について不安がある人
・退職後の傷病手当金受給について不安がある人
・ネットで情報を探したけど、イマイチよくわかっていない人
退職後も傷病手当金ってもらえる?

結論、もらえます!
退職後も傷病手当金をもらえ続けることはできます!
「会社を辞めたらもらえなくなるんじゃないの!?」と不安に思う方も多いですが、正しく手続きをすれば、ちゃんと受け取ることができるので安心してください!
ただし、一定の条件をクリアする必要があります。
これを満たしていないと、申請しても受給できないケースがあるので要注意です。
それから、傷病手当金を受け取れる期間は最長1年半!
期限があるので、これも覚えておいてくださいね。
もらうための条件とは?
では、退職後に傷病手当金をもらえる条件を紹介していきますね!
条件①:退職前にすでに傷病手当金を受給している、または受給できる状態にあること
退職する前に「すでに傷病手当金をもらっている」、もしくは「医師から労務不能(働けない状態)と認められていて、受給できる状態できる」必要があります。
今、傷病手当金の申請をしていなくても、医師の診断書で「働けない」ことが証明されればOK!
会社を辞めてから、になると対象外になる可能性があるので注意です。
条件②:退職日に在籍しており、かつ労務不能の状態であること
「退職日」の時点で
・健康保険に加入している(資格喪失していない)
・医師から労務不能(働けない状態)と認められている
この2つを満たしている必要があります。
条件③:健康保険の資格喪失後も継続して療養していること
退職しても、治療や療養が続いていれば、引き続き傷病手当金を受け取れます。
これらの条件をクリアしていれば、退職後も傷病手当金を申請してもらうことができますよ。
退職後の傷病手当金申請方法【たったの2ステップ】

ステップ1:必要書類の準備
会社在職中に傷病手当金をもらっている人はお馴染みかと思いますが、必要な書類はコレ!
☑︎傷病手当金支給申請書(被保険者記入用)
☑︎傷病手当金支給申請書(療養担当者記入用)
退職後の申請書には事業主記入用の書類は要らなくなりますので、覚えておいてください!
※ただし、退職後の申請月に会社から給与等の支払いがある場合はその月だけ事業主記入用の書類は必要なので要注意です。
ステップ2:提出先を確認して申請
提出先は健康保険組合、または協会けんぽになります。
都道府県ごとに窓口があるので確認しておきましょう。
提出方法は郵送が基本です。
ちなみに提出先の専用封筒をもらうことができます!
窓口へお電話して、住んでいる住所を伝えると郵送で送ってくれますので、いちいち封筒に書くのめんどくさいって方は朗報ですよ笑
失業保険ってどうなるの?
退職すると、通常失業保険をもらうことが多いイメージですが、傷病手当金をもらっている人は失業保険はどうなる?って疑問に湧きますよね。
結論、傷病手当金の受給期間終了後に失業保険の手続きをするともらうことができます!
傷病手当金と失業保険は同じ時期にもらうことはできないんです。
必ず、傷病手当金の受給期間、つまり1年半もらい終わったあとにハローワークで失業保険の受給手続きをする必要があります。
ちなみに、退職してすぐ、ハローワークに傷病手当金をもらっているので失業保険をもらう時期を遅らせます!という形の申請が必要!
ただ、私がハローワークにこの件でお電話をしたところ、「失業保険の手続きのときに合わせて書類を書いてもらいますんで、失業保険をもらう時期を遅らせる手続きはすぐすぐしなくていいですよー」と言われちゃいました笑
※都道府県によって違うかもしれませんので、一度ハローワークにご連絡することをおすすめします!
最後に
今回は退職後に傷病手当金をもらうための条件や申請方法をご紹介してきました。
傷病手当金は、退職して収入がなくなったあとも生活を支えてくれる大切な制度。
だからこそ、少しでも不安をなくした状態で安心して新しい一歩を踏み出してほしいと思います。
退職後、実際に傷病手当金を申請する際に今回の記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!